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【幸福ブランド自転車・百年駄菓子屋】は、北投の老舗として地元住民の子供時代に寄り添ってきました。1940~50年代初期、自転車は台湾人にとって最も身近な交通手段であり、当時最も有名だったのが台北の幸福ブランド自転車でした。北投の旧市街には、今も幸福ブランドの自転車店が残っています。
看板のブランドロゴ「SUPER CYCLE」を見れば、当時の名声を感じていただけるのではないでしょうか。
幸福ブランド自転車店は中正街27号にあり、店主の陳慶琳氏は若い頃からこの場所を借りて自転車店を営み、約50年以上になります。当時の自転車は1台約300元以上で、公務員の2か月分の給料に相当する高価な交通手段でした。しかし現在は自動車やバイクが街にあふれ、自転車に代わる速くて楽な交通手段となりました。自転車は安くなり、少し壊れたり古くなったりすると新品を買い、修理に出す人は少なくなったため、商売は以前ほどではなくなりました。
自転車店の両隣の古い家屋は、陳慶琳氏によると、かつてはすべて商店で、靴・醤油・蓑・鼎・鍋などの日用品を扱い、現在のコンビニのような存在だったそうです。
商店の木製窓は一枚一枚の板を取り付ける方式で、営業開始時に板を外すと商品を売る窓口になりました。昔の人のアイデアはとても創意に富んでいたのですね!